先日、久しぶりに写真を撮りに遠出してふらっと岡山方面に行ってきました。YouTubeで見かけて雰囲気良いところだなぁと思っていた『吹屋』です。以前から街並みを撮るのが好きなので、写真に収めようと行ってきました。

【岡山県高梁市】吹屋ふるさと村

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尾道から岡山県高梁市の『吹屋ふるさと村』までは一般道を通って2時間くらいです。高速道路を使っても10分くらいしか変わらないので下道で行くのがベストです。


国道2号線から国道313号線(ロマンチック街道)を経由して神辺～井原～高梁市まで行き、そこから県道33号線を北上するのが最適ルートだと思います。高梁市に入るとほぼ山道ですが、離合が難しい道路はなく片側一車線の道なので安心です。

『吹屋ふるさと村』に行きたくなったきっかけはYouTubeの動画で見たのが最初でした。車中泊で日本全国を旅してる動画チャンネルで、『吹屋』という町を隣県なのに全然知らない場所だったのと、動画で見たらとても雰囲気の良いのどかなところだったのが魅力的に感じたからです。



『吹屋』は江戸時代末期から明治にかけて国内屈指のベンガラと銅生産で栄え、その財で豪商たちが作り上げた町のようです。赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観が特徴の日本遺産です。(wikipedia参照)

当時の遺跡などは吹屋周辺に点在していてひと通り見て回ろうとすると時間がかかります。でもメインの通りである国の重要伝統的建造物群保存地区は数百メートルの長さなので、じっくり見て回っても一時間くらいで散策できると思います。

メイン通りから外れると当時のまま改修されずに残っている建物なんかもあって寂しさも感じますね。

あと少し歩くと日本最古の木造小学校・吹屋小学校があります。現在は改修され当時の面影が残っています。最近ではポケモンGOのポケスポップとして人気があるらしい・・・。

遠目から見ると雰囲気はとても良かったです。つい11年前までは普通に小学校として使われてたみたいです。どうやって通学してたんだろうと気になりました。

ちょうど半分くらい歩いたところでお昼になったので気になっていたご飯屋さんに行きました。吹屋食堂です。

山菜うどんと田舎そばがあります。

僕は山菜うどんにしました。

野菜のかき揚げと筍・椎茸・わらびが乗っていて、めちゃくちゃ美味しかったです。うどんはまったくコシのない柔らかいうどんです。九州うどんのような優しい感じで、出汁が効いていて好きなお味でした。

他にも飲食店がいくつかあってスープカレーのお店も人気なようでした。

地元の方であろう人もお店を利用していて、観光地とはいえ生活に寄り添った町なんだなぁという感じもしました。この感じは規模も雰囲気も違うけど尾道の商店街と似てるような気がしました。尾道の商店街も観光客で賑わっているけど、地元の人も利用していて観光客と地元民が共存しているみたいな・・・。


遠出した観光地や場所で、その土地の人たちが生活している空気感というか息吹というか、そういうのを感じられるのはとても良かったです。

色々見て回っていたら急に雨が降り出したので、散策をやめて吹屋を後にしました。でも少し時間が早かったので電車を撮りに行くことにしました。

吹屋からだと伯備線が近かったので「特急やくも」を撮りました。現行のやくもが見られるのも来年春で見納めらしいので、それまでに見に行けてよかったです。

写真を撮っていたらたまたま線路を管理してる作業員の方がいらして少し話をしました。暑い日も寒い日も昼夜問わず線路を管理されているのは大変なお仕事だろうなぁと思いつつ、でもこの自然の中で仕事ができるのは羨ましいなぁとも思いました。いつも室内で仕事してるので外の自然の中で仕事ができるのが魅力的に感じたんでしょうね。


そんなわけで『吹屋ふるさと村』へのショートトリップでした。以前までは高梁市は少し遠いなぁと感じてたんですが、行ってみると案外近かったのでお気に入りエリアになりそうです。


備後エリアから比較的近く吹屋以外にも観光地が点在してるので日帰り旅行におすすめな場所でした。気になるかたはぜひ遊びに行ってみてください。


今日は以上です。ではまた～(^^♪