2025-12

冬の季節におすすめの自宅でできるヘアケア方法|乾燥・静電気・広がりを時短で整える

冬になると、肌だけじゃなく髪も急に調子が悪くなったり、変化を感じやすい季節です。たとえば「パサつく」「静電気で広がる」「ツヤがなくなる」「頭皮がかゆい」など・・・。実はこのほとんどが乾燥や摩擦、温度差が原因だったりします。


でも逆に言うと、冬の髪は原因がはっきりしているので、ポイントを押さえて自宅でのヘアケアをしっかり行うと髪質がかなり改善します。


ということで今日は、できるだけ手間をかけずにできる、冬の季節におすすめのヘアケアのお話です。


尾道市 の 美容院 GOEN 尾道 美容室 隠れ家サロン ゴエンのオーナー美容師兼シャンプーソムリエ 植田仁孝です。


冬の髪が傷みやすい理由


冬に髪がダメージを受ける要因は大きく分けて3つあります。

  • 乾燥:空気が乾く→髪内部の水分が抜けやすい
  • 摩擦:マフラー・コート・ニット・寝具で髪表面がこすれる
  • 静電気:空気の乾燥+摩擦で帯電→広がり・絡まり・枝毛っぽさが増える



なので、冬は「髪の水分を守りつつ、摩擦を減らして、静電気を逃がす」方向でヘアケアをしていくのが正解です。

自宅でできる、冬におすすめのヘアケア


① シャンプー前の30秒予洗いをしっかりする


地味ですが、冬の髪と頭皮には即効性が高いです。


ケアの仕方

  1. 38~39℃のぬるま湯で、髪と頭皮を30秒〜1分しっかり流す
  2. 指の腹で頭皮をマッサージするようにこする(爪は立てない)


ポイント

  • シャンプー前の予洗いで汚れの7〜8割が落ちると言われるくらい重要なプロセス
  • 予洗いをしっかりすることでシャンプーの量を増やさなくて済む=冬の乾燥を悪化させにくい



「泡立ちが悪いからシャンプーを追加しよう!」とやりがちな人ほど、頭皮や髪のコンデションが悪くなりやすいです。




② シャンプーを泡立ててから付ける


あまりする人少ないんですが、冬は特に効きます。


ケアの仕方

  1. 手のひらでシャンプーを少量取り、少し水を足して軽く泡立てる(乳化させるイメージでOK)
  2. その泡を頭皮にのせて洗う



メリット

  • シャンプーの原液が髪に直撃しない→必要以上に油分を奪いにくい
  • 摩擦が減る→キシつきがなくなって指通りが良くなる

 



③ トリートメントは中間〜毛先に付けて、しっかり馴染ませる


冬のトリートメントは付け方と時間がポイントです。


ケアの仕方

  1. 水気をしっかり絞る(ここ大事。髪がベチャベチャだとトリートメントが薄まります)
  2. トリートメントを中間〜毛先につける
  3. 目の粗いコームで10回程度梳かす
  4. そのまま3~5分放置(湯船で身体を温めながら時間を置いても良い)
  5. 髪がぬるぬるしない程度まで流す(流しすぎ注意)



ポイント

  • コームで均一にトリートメントを馴染ませることで質感が上がります
  • 放置時間の長さより髪にムラなくトリートメントが付いてるかが重要 

 



④ トリートメントをつけて乳化


乳化で髪への浸透力がアップします。


ケアの仕方

  • トリートメントをつけたあと、手に少量のぬるま湯を足して毛先をもみこむ(10秒くらい)

 
ポイント

  • 油分と水分がなじんで、髪表面に馴染みやすくなる
  • 仕上がりが重くなりにくいのに、まとまり感がアップする

 

⑤ お風呂上がりはタオルドライが大事


冬は乾燥してるからこそ、髪が濡れてる時間が長いほどダメージが増えます。でも、髪をゴシゴシ拭くのは逆効果です。


ケアの仕方

  • タオルで髪をはさみ、ポンポン叩く+握って水分を取る
  • ねじらない、擦らない
  • 頭皮の水分を重点的に拭き取る



できれば吸水性の高いタオル(マイクロファイバー等)に変えるだけでもタオルドライが楽になります。


 

⑥ 乾かし方の順番を変えるだけで、髪の広がりが減る。


ケアの仕方

  1. アウトバストリートメント(オイルorミルク)を毛先中心につける
  2. ドライヤーは根元→中間→毛先の順番に風を当てる
  3. 8~9割乾いたら、最後に冷風を当ててキューティクルを閉じさせる



ポイント

  • 冷風でキューティクルを閉じることで、静電気や広がりが収まる
  • 最後のひと手間で見た目の印象が変わる




⑦ 静電気対策:寝る前に1滴オイル+手のひら伸ばし


冬の静電気は日中の摩擦だけじゃなく、寝具の摩擦でも起きます。


ケアの仕方

  • オイルを1滴だけ手のひらに伸ばして、毛先〜表面をなでる(つけすぎ厳禁)
  • 枕カバーをシルクやシルク+綿、シルク+ウールの混合等の天然素材の物に変える(吸湿や保水効果で静電気が起きにくい)



これだけで翌朝の髪のまとまりが良くなります。

⑧ 週1の時短集中ケア:「蒸しタオルホットスパ」


ケアの仕方

  1. トリートメントをつけてコームでなじませる
  2. タオルを濡らして絞り、電子レンジで温めて蒸しタオルに
  3. 髪を包んで2~3分置く
  4. その後流す



たった数分でも、髪の手触りが変わりやすいです。


サロンケアも取り入れると冬のヘアケアが楽になる


普段は自宅のヘアケアで整えつつ、冬の季節はサロンで月1回のメンテナンスをすると髪が安定しやすいです。


① サロントリートメントで「持ち」を買う
 
冬は乾燥と摩擦が起きやすく、自宅でのヘアケアだけだと追いつかないこともあります。そんな時は月に1回、サロンのヘアケアを利用して効果を長持ちさせます。


② カットで“毛先の引っかかり”を減らす
 
静電気で髪が絡みやすい人は、毛先のダメージが進んでいることが多いです。特に冬は、毛先のダメージ部分をカットするだけでも髪のまとまりの良さが変わってきます。



③ 頭皮ケア(炭酸スパ・エイジングヘッドスパ)は冬こそおすすめ
 
乾燥で頭皮の皮脂バランスが崩れると、べたつきと乾燥の混合肌になりやすいです。「根元はボリュームダウン、毛先はパサパサで広がる」状態になりやすい人は、頭皮から整えると髪が扱いやすくなります。



まとめ|冬の髪は「守るケア」がいちばん効く


冬のヘアケアは、頑張って何かを補うより、基本的なヘアケアを丁寧に心がけることが大事です。

  • 予洗いで髪に必要な油分を落としすぎない
  • 泡で洗って摩擦を減らす
  • トリートメントはコームで均一に
  • 乾かし方の順番+冷風でキューティクルを閉める
  • 寝る前オイル1滴で摩擦&静電気を防ぐ



もし「自宅のヘアケアだけだと追いつかないなぁ」と感じたら、サロンでの集中ケア+毛先のメンテナンスカットを取り入れることで、冬のヘアケアがぐっと楽になりますよ。


ということで、乾燥しやすい冬の季節は、丁寧なヘアケアで髪をきれいに整えていきましょう。


髪や頭皮で気になる事がありましたら、遠慮なくご相談くださいね。


今日は以上です。


では、また!

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2025-12-20 | Posted in BLOG, ヘアケア